何気ない日々、神様からの恵みをふとした瞬間に感じられることがあります。その恵みは、春の自然の中にもたくさん隠れており、新しい環境に不安定な子どもたちの心をそっと後押ししてくれているようです。


昨年度、ちゅうりっぷの球根が少しずつ芽を伸ばす様子を見て、『あと何回寝たら春?』『もう春になった?』と、登園時に見ていた年少児の女の子。今年は年中組!2階のお部屋まで少し勇気がいるようですが、靴箱で咲くちゅうりっぷの花を見ると、嬉しい気持ちになるようで、ニコニコと階段をあがっていくことができました。


朝、お母さんと離れ、お部屋の前で泣き続ける年少児の男の子。「向こうにダンゴムシさん、いるんだって。先生連れてこようかな?それとも一緒に探しに行く?」と声を掛けると、表情が一変。キラキラした顔で『〇〇くんも行く!』と、外ぐつに履き替えだしました。そこからは、『僕たちが見つけてあげるわ。葉っぱの下とかにおんねんで!』と年長組のお兄さんたちが自分たちの経験をもとにその子をダンゴムシ探しに迎え入れてくれました。


2匹のダンゴムシさんをコップのおうちに入れ、嬉しそうに保育室に連れて帰ると、先生やお友だちに見せ、1日笑顔で過ごしました☺♡


年少組さんは風車を持って嬉しそうに園庭を駆け回ります。春の風がとっても気持ちいいですね♡
子どもたちを見守る保護者の方、お友だち、先生、そして神様やマリア様。その暖かさの中で、一人ひとりが安心して過ごせる幼稚園でありたいと思います。